普通科3年生は、毎年この時期に献血セミナーと献血を行います。
新しい年を迎えた1月に生徒たちに案内したところ、意外と男子が献血に対して「痛い」「針の大きさが気になる」と尻込みする姿が見られました。しかし担任の先生方のご尽力もあり、91名のみなさんが献血に協力してくれました。
献血をする生徒は、まず剣道場で問診します。
2名のドクターが、生徒の状況を丁寧に問診してくださいます。
問診の後、献血できるかどうかチェックします。ここで血液が適していなかったら、残念ながら献血できません。
検査に通った生徒はいよいよ献血。皆ドキドキです。
看護師さんの指示に従い、献血中は注意事項を読みながら手を動かしています。
日頃からこれくらい私たち教師の言うことも聞いてくれたら!と思いました。
一方、献血を待っている間に献血セミナーも同時に行われました。
献血がどれほど大切で生かされているか、講師の方のお話と映像で多くの生徒が心を動かされたようです。セミナー後に献血を申し出る生徒が後を絶たず、血液センターのスタッフの方も喜んでくださいました。
「献血 小さなボランティア」
初めての生徒がほとんどでしたが、この経験が今後に生かされ、献血車が目に留まったら献血しようという思いにつながってくれたらと思います。