中高一貫(六年制普通科)

研究成果発表

平成19年度

ユース・スタディーツアーin カンボジア帰国報告

この度、六年制普通科3年の黒田咲穂さんと牧嶋恵子さんの2名が(社)日本ユネスコ協会連盟が募集したユース・スタディーツアーin カンボジア(平成20年3月23日(日)~4月5日(土)の14日間)の旅程を無事終了し、貴重な体験を重ねて帰国しました。

平和の砦高水高校 3年 牧嶋恵子

カンボジアでの2週間、ギャップに戸惑い、疑問を持ち、仲間と毎晩熱く語り合った日々は私の大切な宝物です。
発展途上国であるカンボジアは、過去の内戦の傷跡が今なお残り、多くの問題を抱えています。
しかしそんな中でもカンボジアを良くしようと活動している人たちが多くいます。
このツアーを通して、彼らの活動の一つ一つが「平和の砦」を築いているのだと感じました。
この体験を多くの人に伝えていきたいと思います。

“学び”の2週間高水高校 3年 黒田咲穂

カンボジアでの2週間は私にとって“学び”の2週間でした。
地域に密着した寺子屋の活動や壮大なアンコール遺跡、恐ろしい地雷など日本にいては消して目にすることのない現実を実際に見て、いかに自分が今まで小さな世界にいたかを思い知りました。
世の中には私の知らない現実が、まだまだ多くあると思います。
これからもユネスコなどを通じて、世界の様々なことを積極的に学んでいきたいです。

ユース・スタディーツアーin カンボジア帰国報告 ユース・スタディーツアーin カンボジア帰国報告 ユース・スタディーツアーin カンボジア帰国報告

付中全員で劇団四季ミュージカル「美女と野獣」を鑑賞してきました

実施日
平成20年2月21日(木)
場所
ALSOKホール(広島県立文化芸術ホール)
対象生徒
中学生1年~3年(272名)
目的
中学生という多感な時期に、自身の感性を磨く意識付けとして「本物の芸術」に触れる機会を設け、より多くの感動や興奮を味わう。

生徒感想中学1年女子

私はミュージカルなどを見ることが大好きなので、この日をとても楽しみにしていました。きれいな衣装、色々な場面でのセットや背景がとても素敵でした。
私は、ベルがお城で食事をする時の音楽とダンスが一番心に残っています。とても華やかで見ていると楽しくなり、歌っている人の声やダンスがすごくて「あんなに踊れたら楽しいだろうな」と思いました。見ているとその世界に入り込める感じで、ずっとその場に座っていたい気持ちになりました。
やっぱり劇団四季の方々は素晴らしく、とてもあこがれます。
今回、このような機会を与えてくれた両親、先生方に感謝したいと思います。

UNESCO青年交流信託基金によるユース・スタディーツアーin カンボジア参加決定

(社)日本ユネスコ協会連盟が募集したユース・スタディーツアーin カンボジア(平成20年3月23日(日)~4月5日(土)の14日間)定員10名の高校生枠に本校から六年制普通科2年の黒田咲穂さん、同2年の牧嶋 恵子さんの2名が選抜されました。

UNESCO青年交流信託基金によるユース・スタディーツアーin カンボジア参加決定
UNESCO青年交流信託基金によるユース・スタディーツアーin カンボジア参加決定

―「ユース・スタディーツアーin カンボジア」の趣旨―

 UNESCO 青年交流信託基金は、世界の学生・教員などを対象に相互理解を推進し、国際理解を深める活動をするために日本政府の拠出金をもとにUNESCO に設立されました。
 1999年のケルンサミットで国際交流の重要性が提起されて以降、日本ユネスコ協会連盟はこの基金を、次世代を担う青年の育成を目的としてUNESCO本部から受託し、毎年スタディーツアーを実施しています。
 若い世代のユネスコ運動への参加が望まれている今、将来のユネスコ活動を担う元気な高校生の参加を期待します。

―実施日程(初日は成田で事前研修会)―

訪問予定地: カンボジア
  ■ プノンペン(青年との交流プログラム、市内見学)
  ■ シァムリアップ(寺子屋視察、青年との交流、伝統文化学習)
  ■ アンコール(世界遺産視察)

異文化交流セミナーを開催しました

講師
村上アマリアさん(エクアドル出身,来日10年目)
片山邦雄さん(国際交流ネットワーク岩国会員)
実施日時
平成20年2月13日(水) 11:30~12:20
場所
高水高等学校第1校舎2階視聴覚教室
対象生徒
中学生1年87名

 エクアドルの国名はスペイン語で「赤道」を意味すること、地理、気候、文化などを紹介していただきました。スペイン語の挨拶も練習し、生徒たちも積極的に参加していました。セミナー終了後も、用意していただいた民芸品や写真を見ながら交流しました。

生徒達の声

 エクアドルのことは、なかなか話を聞く機会がないので良い経験になりました。雪が降らないと聞いて驚きました。他にも、モルモットを食べることや家がセメントで出来ているなど、日本の生活と大きく違うことが分かりました。特に原油などの資源は国の収入の50%と聞き、日本にも同じ量の資源があればいいなと思いました。スペイン語のほかにも、ケチュア語やヒバロ語などいくつかの言語を使っているところは日本にはないところだと思いました。これからも色々な国のことについて、興味を持って調べていきたいと思いました。

異文化交流セミナーを開催しました 異文化交流セミナーを開催しました

14歳、新たな誓い(立志式)を開催しました

実施日時
平成20年2月13日(水) 11:30~12:20
場所
高水高等学校第1校舎2階視聴覚教室
対象生徒
中学生2年89名

 人格形成の大切な時期にさしかかった生徒たちに自分の人生を振り返り、将来や夢について考えてもらう行事で、今年で6回目を迎えました。名前を呼ばれた生徒はひとりずつ壇上に上がり、クラスメートや教員,保護者の前で各自の決意を表明しました。
 誓いのあと、保護者からの手紙が載せられた冊子が一人一人に渡され、生徒たちは自分への思いがつづられた手紙に感激し、熱心に返事を書きました。
 この他、岩国市青少年育成市民会議が主催する「立志の日」作文で入賞した生徒による朗読も行いました。

14歳、新たな誓い(立志式)を開催しました 14歳、新たな誓い(立志式)を開催しました

平成19年度「立志の日」作文発表大会で入賞しました

実施日時
平成20年2月17日(土)
場所
岩国市民会館

大会入賞者

作品名 学年 氏  名
夢へつながる「今」 特選 2 森弘 佳奈子
「立志の日を迎えて」 入選 2 築岡 由希絵
私の歩む道 入選 2 西村 美咲
Dream comes true 入選 2 原田 美帆
今まで見てきた夢を目標に 入選 2 萬谷 香貫花
立志~十五歳の出発! 入選 2 山本 弥生

第三回「中高生向け立志論文コンテスト」で入賞しました

 平成20年1月6日(日)神奈川県茅ヶ崎市の松下政経塾講堂にて開催された第三回「中高生向け立志論文コンテスト」決戦大会に進んだ本校六年制普通科2年大矢格君がみごと入賞を果たしました。

特別賞
大矢格(オオヤイタル)
作品名
「私が実現したいこと『人』を残すということ」

大会趣旨(財団法人松下政経塾ホームページより抜粋)

 第三回「中高生向け立志論文コンテスト」は11月に予選が行われ、中高生合わせて10名の方々が決戦大会に進むことになりました。応募作はいずれも十代の若者らしい鋭い感性と純粋さを感じさせる力作揃いです。
 決戦大会では、10名の出場者が自らの立志を力強く発表いたします。今年も出場者や関係者だけでなく、広く一般の方々にも公開することと致しました。ご観覧の皆様にもぜひ、出場者を温かくご支援いただきたいと思います。
 この「立志論文コンテスト」の応募を通じて、自らの可能性に目覚め、21世紀の指導者となるべき逸材が輩出することを切に願っております。

財団法人松下政経塾:http://www.mskj.or.jp/

第一回全日本高校模擬国連大会へ参加しました

 平成19年11月17日(土)-18日(日)、グローバル・クラスルーム日本委員会/模擬国連委員会が主催し、外務省・経済産業省・国連広報センター・国連大学・財団法人日本国際連合協会・文部科学省が後援する第一回全日本高校模擬国連大会が東京の国連大学エリザベス・ローズ会議場で開催されました。
 本校からは厳正なる審査の結果、六年制普通科2年の黒田咲穂さん、同2年の牧嶋恵子さん、ならびに指導教官として田中真澄教諭の3名が選抜され、全国から集まった高校生たちに交じり熱弁をふるいました。

第一回全日本高校模擬国連大会へ参加しました 第一回全日本高校模擬国連大会へ参加しました

―「模擬国連」とは―

 参加者一人一人が世界各国の大使となり、実際の国連会議で扱われている問題を話し合うことによって、国連会議を再現し、国際問題の難しさを理解すると共に、問題の解決策を探ろうとするディベートです。
 参加者はまず自分の担当国を選び、担当する国が決まり次第、「参加する会議で扱う問題」、「国連における今までの審議の成果とその課題」、「担当する国の過去の政策」といった点について多角的な調査・研究を行い、自国の政策を立案します。そして、会議では、演説や他国との交渉を通じて、会議の意思決定の下地となる決議案を作成していきます。最終的には、担当する国の国益を追求しつつも、国際社会にとっても有益かつ実効的な解決策・対策を盛り込んだ決議案を投票にかけ、決議として採択します。
 このような一連の過程を通じて、参加者は話し合う問題や担当する国の政策についての理解を深めると共に、国連を舞台とした国際政治の力学、可能性と限界を実感することができます。また、多国間外交や現代の国際関係を体験的に学習することによって、現代の複雑な国際政治の仕組みを理解することができ、またそのような複雑な国際政治を通して問題の解決策・対策を探ることによって、これからの国際社会に必要とされる人材の育成にも大きく寄与することになります。

―今大会の議題―

 目下、国連総会で非公式テーマとして議論されている気候変動問題を下に若干の架空の設定を施して、国連総会の公式討議における「気候変動に関する国際社会の将来的取り組み」とする。
 現在の諸問題を踏まえた上で、将来的に途上国の参加問題や各国が負うべき義務をどうするのか、一つの可能性が高校生の視点の柔軟さと各国大使としての現実性の中から紡ぎだされる機会になると同時に、ニュース越しの出来事をより身近に感じてもらう場になればよい。

―参加校と国割り―

USSCANNZ
日本 駒込高等学校
アメリカ 日本大学高等学校
スイス 桐蔭学園中等教育学校
カナダ 金光学園中学高等学校
オーストラリア 渋谷教育学園渋谷高等学校B
ノルウェー 埼玉県立大宮高校
ニュージーランド 埼玉県立春日部女子高等学校
EU
イギリス 聖心女子学院高等科A
ドイツ 渋谷教育学園渋谷高等学校A
フランス 公文国際学園高等部
オランダ(New) 渋谷教育学園幕張高等学校
スウェーデン(New) 札幌聖心女子学院高校
G77
中国 駒込高等学校
ブラジル 埼玉県立浦和第一女子高等学校
エジプト 京都産業大学附属高等学校
ナイジェリア 都立国際高等学校B
アルゼンチン 聖心女子学院高等科B
インド 桜丘学園 桜丘高等学校
インドネシア 埼玉県立伊奈学園総合高校
南アフリカ(New) 沖縄県立向陽高等学校
AOSIS
ナウル 東京都立立川高等学校
ツバル 洗足学園高等学校
シンガポール(New) 高水高等学校
産油国
サウジアラビア(New) 桐蔭学園中等教育学校
UAE(New) 東京都立国際高等学校A
その他
ロシア 広島県立尾道東高等学校
カザフスタン(New) 頌栄女子学院高等学校
第一回全日本高校模擬国連大会へ参加しました 第一回全日本高校模擬国連大会へ参加しました